こんな人は読んでみて
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前提:グループディスカッションで何を見られているか
前提:グループディスカッションは人となりが露骨にでる
グループディスカッションは、その人の性格や、集団行動での姿勢が露骨にでます。具体例を見てみましょう。
『テーマ:理想の営業とは何か』
グループディスカッションで落ちやすい人の特徴と対策
グループディスカッションで落ちやすい人の特徴を、言語情報(しゃべる内容)、非言語情報(表情や声のトーンなど、言葉意外の情報)の視点で見てみましょう。
言語情報から落選の原因を考える
1.喋らない
議論に参加しなければ、評価できる材料を提供できませんし、「集団活動に貢献できない/する気がない」と判断されます。
2.批判の仕方が下手
人の意見を批判するのが悪いんじゃありません。要は言い方です。「確かに●●さんの意見もいいんですけど…」といった柔らかい表現を加えると、刺がない表現になります。
3、自分の意見を是が非でも通そうとする
自分の意見が採用される=受かる、ではありません。いろいろな意見を組み合わせて、より良い成果をだすことが大事です。自分の意見を主張することも大事ですが、同じくらい他人の意見も大切にしましょう。
4.人の話をさえぎる
討論系の番組をみていると、人の話を遮ってでもしゃべろうとする人がいるじゃないですか。あれ、見てて気持ちのいいものじゃありませんよね。人の話を遮って話をすると、悪い意味で白熱したり、いい印象を与えないのでやめてたほうがいいです。
非言語情報から落選の原因を考える
1.表情
無表情や、眉をしかめた表情は、とっつきにくい印象があります。少し口角をあげるだけで、関わりやすい印象になります。
2.声のトーン
低すぎたり、ずっと同じ調子だと、相手から距離をおいた印象になったり、固い印象を与えてしまいます。抑揚をつけて喋りましょう。
3.目線、リアクション
特定の人だけをみたり、相づちやうなずきがないと、『自分に興味がないのかな』『話を聞いてないんじゃない?』と違和感や不信感を感じさせてしまいます。色々な人に目配せやリアクションをしましょう。
これらが直接悪い影響を与えるわけではないんですが、他のメンバーに『この人ちょっとなぁ…あまり話をふらないでおこう』『自分としゃべりたくないのかな?なんか嫌』と思われると、居心地が悪くなり、本領を発揮しにくくなりますし、いい人間関係を築きにくくなります。
あまり気負わず、親しい人と話し合うような感覚がちょうどいいです。
なぜ受からないか、自分では気づきにくい
これは本当に怖いことです。GD選考に受からない人は、受からないループにはまってしまいがち。
というのも、落ちる原因がなにか自分では気づけなかったり、なぜそれが『良くない』と思われているか気づきにくいからです。本人にとっては『当たり前』のことですから。
それを解決するためには、模擬GDに参加して、第三者からフィードバックをもらう必要があります。他人からみて自分はどうなのか、どこが良くてどこを改善したらいいか知ること大事です。
落ちやすい人から受かる人に変わるためには
自分の変えるべきポイントを意識して、何度も模擬練習を重ねれば変われます。模擬GD→フィードバック→振り返りの繰り返しです。
模擬GD
模擬GDに参加する前に、「自分はどういう特徴をもっているか、どこが良くて何に気をつけるべきか」確認しましょう。意識するのとしないのとでは、成長できる幅が大きく違います。
あまり意識しすぎると、GDの内容が頭にはいらなかったり、不自然になるので注意。軽く頭にいれて『こういう時は気を付けよう!』くらいの感覚で大丈夫です。
フィードバック
フィードバックでは、学生側を気使って、深入りした注意をされない場合があります。メンタルが強めの人は、「厳し目に評価してもらいたいです」「強いて言うなら、気になったところはどこですか?」と聞きに行くと教えてくれやすいです。