踏み込んだこと

【なぜ落選?】分かれば簡単!グループディスカッションで落ちやすい人の特徴と対策を整理してみた。

2018/10/27

 

こんな人は読んでみて

グループディスカッションで落ちまくる…何が原因かわからない。どうしたらいいの?

このページの内容  

  • :グループディスカッションは、その人の人となりがよくわかる
  • :GDで落ちやすい人は、言語情報(しゃべる内容)と、非言語情報(しゃべる態度)に気をつけよう
  • :模擬グループディスカッションで練習することが大事 

前提:グループディスカッションで何を見られているか

 

前提:グループディスカッションは人となりが露骨にでる

グループディスカッションは、その人の性格や、集団行動での姿勢が露骨にでます。具体例を見てみましょう。

 グループディスカッションの例
『テーマ:理想の営業とは何か』
A:僕、『理想の営業』って、やっぱ、最終的にお客様に喜んでもらうことだと思うんですよね。ほら、お客様がいないとなりたたないじゃないですか(身振り手振り有り、明るく)
B:それって曖昧すぎじゃないですか?喜んでもらうとか、そういうのじゃなくって、もっと具体的な話をしないといけないと思うんですけど(無表情、早口)
C:うーん…確かに曖昧な感じもしますけど、お客様に喜んでもらうって、私も大事だと思います。けど、具体的にもっとつめないと…(ゆっくり、少し口角をあげて)
D:例えば、喜んでもらうってどんなことを具体的にイメージされていますか?その人の話をきいてニーズをひきだして…とか、その人が商品買った後の将来を想像できるような営業方法、とか、いろいろあると思うんですけど(明るめ、食い気味に)
これだけでも、それぞれの性格や姿勢が伝わってきますね。議論に参加している立場では気づきにくいですが、客観的な立場で見ると、個人の特徴がよくわかります。

グループディスカッションで落ちやすい人の特徴と対策

グループディスカッションで落ちやすい人の特徴を、言語情報(しゃべる内容)、非言語情報(表情や声のトーンなど、言葉意外の情報)の視点で見てみましょう。

言語情報から落選の原因を考える

1.喋らない
議論に参加しなければ、評価できる材料を提供できませんし、「集団活動に貢献できない/する気がない」と判断されます。

2.批判の仕方が下手
人の意見を批判するのが悪いんじゃありません。要は言い方です。「確かに●●さんの意見もいいんですけど…」といった柔らかい表現を加えると、刺がない表現になります。

3、自分の意見を是が非でも通そうとする
自分の意見が採用される=受かる、ではありません。いろいろな意見を組み合わせて、より良い成果をだすことが大事です。自分の意見を主張することも大事ですが、同じくらい他人の意見も大切にしましょう。

4.人の話をさえぎる
討論系の番組をみていると、人の話を遮ってでもしゃべろうとする人がいるじゃないですか。あれ、見てて気持ちのいいものじゃありませんよね。人の話を遮って話をすると、悪い意味で白熱したり、いい印象を与えないのでやめてたほうがいいです。

端的にいえば、集団行動を破壊したり、いい人間関係を築けないような言動はアウトです

非言語情報から落選の原因を考える

 リラックスするとうまくいきやすい

1.表情
無表情や、眉をしかめた表情は、とっつきにくい印象があります。少し口角をあげるだけで、関わりやすい印象になります。

2.声のトーン
低すぎたり、ずっと同じ調子だと、相手から距離をおいた印象になったり、固い印象を与えてしまいます。抑揚をつけて喋りましょう。

3.目線、リアクション
特定の人だけをみたり、相づちやうなずきがないと、『自分に興味がないのかな』『話を聞いてないんじゃない?』と違和感や不信感を感じさせてしまいます。色々な人に目配せやリアクションをしましょう。

これらが直接悪い影響を与えるわけではないんですが、他のメンバーに『この人ちょっとなぁ…あまり話をふらないでおこう』『自分としゃべりたくないのかな?なんか嫌』と思われると、居心地が悪くなり、本領を発揮しにくくなりますし、いい人間関係を築きにくくなります。

グループ全体に目線を配りながら、状況に応じた喋り方や表情をすることが大事です。
あまり気負わず、親しい人と話し合うような感覚がちょうどいいです。

なぜ受からないか、自分では気づきにくい

これは本当に怖いことです。GD選考に受からない人は、受からないループにはまってしまいがち。

というのも、落ちる原因がなにか自分では気づけなかったり、なぜそれが『良くない』と思われているか気づきにくいからです。本人にとっては『当たり前』のことですから。

それを解決するためには、模擬GDに参加して、第三者からフィードバックをもらう必要があります。他人からみて自分はどうなのか、どこが良くてどこを改善したらいいか知ること大事です。

私自身、模擬GDのフィードバックで『君はグループの意見を誘導する傾向がある』と言われ、『自分ではうまくやっていたと思ってたんだけど…』とショックをうけたことがあります。
自分にとって当たり前でいい事でも、視点を変えると違う評価になったりします。だから、第三者からのフィードバックが大事。

落ちやすい人から受かる人に変わるためには

自分の変えるべきポイントを意識して、何度も模擬練習を重ねれば変われます。模擬GD→フィードバック→振り返りの繰り返しです。

模擬GD

模擬GDに参加する前に、「自分はどういう特徴をもっているか、どこが良くて何に気をつけるべきか」確認しましょう。意識するのとしないのとでは、成長できる幅が大きく違います。

あまり意識しすぎると、GDの内容が頭にはいらなかったり、不自然になるので注意。軽く頭にいれて『こういう時は気を付けよう!』くらいの感覚で大丈夫です。

フィードバック

フィードバックでは、学生側を気使って、深入りした注意をされない場合があります。メンタルが強めの人は、「厳し目に評価してもらいたいです」「強いて言うなら、気になったところはどこですか?」と聞きに行くと教えてくれやすいです。

うまくいかなくても焦らず、気楽にいこう

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