就活生ご用達「みんなの就職掲示板」、略してみんしゅう。今回はみんしゅうを賢く使う方法をご紹介。
こんな内容です
みんしゅうは毒にも薬にもなる
みんしゅうで出来ること
使い方・時期に注意が必要
みんしゅうって?
楽天が提供する、就活系掲示板サービスです。就活生同士でやりとりができる掲示板機能で有名なサービスで、正式名称は『みんなの就活掲示板』です。
事実:みんしゅうは超便利
事実として、みんしゅうは驚くほど便利です。さっとまとめても以下のようなメリットがあります。
モチベーションアップ
就活のモチベーションを維持したり、上げるためには、『自分と同じ立場でがんばっている人』を見ることが有効です。ベンチマーク(基準点)をあげることにも役に立つので、『就活を始めたけど、周りに就活をしている人がいない…』におすすめです。
情報収集・やり取り
みんしゅうは、一度登録さえすれば、気軽に掲示板(ハンドルネーム必須)に書き込める仕様になっています。そのため、就活関連の情報が書き込まれやすく、情報収集ややり取りがしやすくなっています。地方就活生や、学内資源の少ない就活生にとっては、大事な情報源です。
掲示板以外のコンテンツ
企業特集
○○ランキング
先輩の体験談やES
みん就フォーラム(合説)
プレゼントイベント
スカウト&エージェント
掲示板以外にも色々なコンテンツがあります。
中でも特徴的なのは先輩の体験談やESです。他のサイトよりもきちんとしたフォーマットで書かれているわけではありませんが、母体数がおおいイメージ。あまり有名でない地方中堅企業の情報があることも少なくありません。
注意:計画性をもった利用をしよう
ただ、便利さ故のデメリットも…計画性をもった利用をしないと薬も毒になってしまいます。
みんしゅう依存の就活
みんしゅうはとても便利なサービスですし、就活中は他の就活生の動きが気になってしまうものです。けれど、みんしゅうに張りついてしまったり、みんしゅうの情報をメインに就活をしてしまうと、自分にとってのデメリットが上回ります。
これは就活全般にいえることですが、大事なのは『自分で物事を確認して』『情報収集は適度に(情報マニアになっては意味なし)』『実際に行動すること』です。あくまでも、就活の補助材料として活用させてもらいましょう。
時期
みんしゅうの掲示板は、時期によって書かれていることや荒れ様が違います。
就活解禁前から解禁直後は、インターンやエントリーシートの内容や提出期日についての情報交換がなされています。他の就活生の動きや、興味をもっている企業の情報を知ることができるので、のめり込まない限り、それなりの情報収集ができます。
問題は、『採用試験の結果がではじめた時期』です。この時期は、『今回の面接の結果、何日後に来ました?』『面接で何を聞かれました?』という話がメインになります。前者の質問には返信をもらいやすいですが、後者の質問に返信をする就活生はあまりいません。また、掲示板によっては、面接官や企業のネガティブキャンペーンを書き込む就活生が出没しはじめます。自分の状況に応じて、使い方を考えたほうがいいでしょう。
精神状態
精神状態が不安定なときには、見ないことをおすすめします。就活生の皆さんの精神が不安定になる時は、大まかに分けてこの3つではないでしょうか。
1.企業の落選通知をもらう・落選した疑惑
2.ネガティブになっている人の言葉を聞く
3.他の就活生の上手くいっている近況を知る
残念ながら、みんしゅうではこれら3つをフルコンプすることができます。特に、就活中盤から終盤にかけて、『2次面接の結果は、面接の2日後に来ないと落選濃厚』『全落ち…どうしたらいいかわからない』『○○社と○○社に内定をもらったので迷っています。この掲示板で内定をもらった人はどうしますか?』というコメントが増えます。精神状態が不安定な人や、こうしたコメントでモチベーションが下がる場合、注意が必要です。
なぜ使うのか?目的を再確認
落選したときは見ない
選考中の企業の掲示板をみるのは、必要な時だけ
忙しい時は、一日一回の制限
情報収集をしたら、他サイトで照合
個人特定に繋がるようなこと(面接時間など)は書かない
このチェックリストは、筆者(サイコー)がみんしゅうを使うときに決めていたことです。みんしゅうを最大限活用するために、『どういうときに使って』『どういうときは使わないのか』という条件を決めることをおすすめします。よければ参考にしてください。
Sumarry of content
・反面、使う時期や、そのときの精神状態を考えながら使ったほうがいい