企業研究

【初心者編】ポイントをおさえた企業分析のやり方について解説してみる。

2018/11/11

こんな人は読んでみて

企業分析?いや、そもそも何を調べればいいかとか、分かんないんだよね

このページの内容  

  • :初心者向けの簡単な企業研究
  • :比較的調べやすい項目について解説

企業分析とは

その企業の特徴を調べて、自分とのマッチングを確認したり、将来やりたいことの指針をつけるための作業です。その企業にぴったりのアピールをするためにも重要。

企業研究は、知りたい情報にたどり着くまで時間がかかったり、情報を整理するために時間がかかるため、早いうちからしておくほうがいいでしょう。就活解禁から企業研究をしようとすると、かなり負担が大きいです。

1.既に行きたい企業がある場合

行きたい企業の企業研究に加えて、ライバル会社の企業研究をして、比較します。

2.特に行きたい企業がない場合

業界や、やりたいことで絞って、複数社の企業研究をして、比較します。

企業分析をきちんとしておかないと、ESや面接で深堀をされたときに困りますし、充分な志望動機がつくれません

最低限おさえるポイントを整理

企業分析で最低限おさえるポイントは


 企業の基本属性
→企業の考え方や、商売の仕方、販売力を知る


主要事業
→配属される可能性の高い事業の理解を深める


募集要項や採用情報を整理
→就活での動きかたを理解する


希望職種や業務を詳しく確認
→希望する業務の理解を深める


ライバル会社の比較
→企業のオリジナリティを確認する

以下、詳しく解説します。

企業分析のやり方1.企業の基本属性をチェック

企業の理念や、業界、経営状況について調べます。

この種の情報は、大抵、企業のHPの『企業情報』『(企業名)について』にかいています。

企業理念

企業の行動指針。通常時でも、何か行き詰まった時でも、理念に基づいて判断・行動します。

加えて、創業者が何を思って会社を興したのか、不祥事や不況時に、どのような行動をとったのかを確認すると、企業の考え方の傾向がわかります。

規模が大きい企業だと、過去の歴史をまとめたページが、インターネットにあったりします

業界・商品・販売について

何を商品として、利益をつくっているのか。例えば、消費財業界なら、『おむつ』『化粧品』『洗剤』などの消耗品を販売しています

また、直接販売か、間接的販売か、ルート(既存の顧客)営業か、国内向けかグローバルか等。商品の販売法が変われば、商売の仕方が変わります。

特に、営業職希望の人には、大きく関係してくる要素です。

業績・伸びしろ

売上高や営業利益で業績を、売上高や営業利益の推移、事業拡大情報で、将来性や安定性をチェックできます。

企業によっては、土地などの不動産を売って、一時的に売上をよく見せていることもあります。何でお金を稼いでいるか、しっかりと確認しましょう。

代表者名と代表者メッセージ

代表者メッセージには、その企業の現状や、これからの行動について書かれていることがあります。おおよその概要を知ることができるので、読んでおいて損はないでしょう。

企業分析のやり方2.主要事業をチェック

その企業が何に力をいれているか調べます。

主要事業の調べ方ですが、企業HPの『投資家向け情報』や『事業概要』といった名前のページに、事業ごとの売上が書いています。

その企業が行っている事業のなかで、売上の比率が高い事業が主要事業です。

マイナーな事業について調べるのも重要ですが、主要事業に配属されることの方が多いので、主要事業をきちんと調べておく必要があります

企業分析のやり方3.自分の希望の職種の詳細をチェック

企業によっては、HPやパンフレットで、具体的な仕事について説明していたり、その業務についている社員インタビューを掲載しています。

希望の職種がある場合、具体例を確認して、思い違いやミスマッチがないか確認しましょう。

企業分析のやり方4.募集要項、採用条件、求める人物像をチェック

企業の採用ページや、採用パンフレットに、採用についての詳細が書いています。

募集要項

採用試験のプロセスや、採用の合否までかかる期間をかいています。自分の就活スケジュールを調整するために、調べる必要があります。

外資系などの一部企業は、通常の就活スケジュールとは違います。なるべく早く確認しておきましょう。

採用条件

あなたがこの会社に入った場合の、給与や手当、休日などについてかいています。

選考で直接関わる内容ではありませんが、ワークライフバランスや、余裕のある生活をできるかどうかは重要事項です。また、内定を複数社もらったときや、似たような企業を選別するときに使える要素なので、整理しておきましょう。

求める人物像

『こんな人は当社があっていますよ』『こんな人に入社してほしい』という内容がかいています。

求める人物像は、『粘り強い人』『モチベーションの高い人』と抽象度の高い表現でかかれていることがおおいです。そのため、企業の事業や歴史を振り返って、具体的にどのような人物を欲しがっているのか、想像するとより強いアピールができます

特に、『求める人物像』は要チェック!企業からのヒントです

企業分析のやり方5.同じ業界の企業を2.3社調べてオリジナリティを比較

ES(エントリーシート)や面接では、『いろいろな会社がある中で、なぜ当社を希望したか』ということを聞かれます。

企業分析をして、その企業のオリジナリティを見つけていないと、以下のような最悪の状況になることがあります。

 最悪な状況シュミレーション

なぜ当社を志望されたんですか?
御社の○○事業の▼▼が魅力的で、自分の長所を活かして貢献しながらも、自己実現ができると考えているからです!
あ、うーん…▼▼だったら、ほかの企業もやっていますが…もう少し、どこに魅力を感じたか詳しく教えてもらえますか?
(やばい、そんなの知らなかったし、ほかに理由なんてないよ…)え、ええと…そうですね…

 

こうなると、体制を立て直すのに苦労しますし、『なーんだ、適当にうけた学生か』と思われてしまいます。それなりに倍率のある企業では通じません。

なので、同じ業界の企業の、『基本属性』『主要事業』『希望職種の有無や詳細』を調べ、比較することをおすすめします。

最低でも、2,3社は調べて、『例えば、(ほかの会社)にはない○○というものが御社にはあって…』と具体的に言えるといいでしょう。

『初心者向けの企業分析』まとめると…

企業研究は、マッチングや、適切なアピールのためにも欠かせない作業です。第一志望でない企業をうけるときも、最低限のポイントは押さえておきましょう。

 

 Sumarry of content

・企業研究は、マッチングのためにも、アピールのためにも大事
・企業の基本属性、主要事業、採用・選考についてチェック
・その企業の独自性を知るためにも、他社研究も大事

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