こんな人は読んでみて
タイムキーパーの役割と必要なもの
気を付けないといけないことと、貢献する方法
タイムキーパーとは
タイムキーパーとは、グループディスカッションやグループワーク中に、時間管理をする人のことです。司会や発表といった他の役割と比べて難易度は易しめですが、注意は必要です。
こんな人におすすめ
グループを仕切ったり、前に出ることは苦手
メモをとって会話をまとめることは苦手
何か役割をもちたい
腕時計は必須
タイムキーパーをするためには、腕時計が必須です。腕時計はシンプルで、アナログ式(文字盤式)のものが無難です。
気を付けないといけないこと
タイムテーブルをきちんとつくる
タイムテーブルとは、『時間の予定表』のことです。タイムテーブルを決めないと、会話にメリハリがつかなかったり、時間内に結論を出すことが難しくなります。
14:20 会話の軸決め
14:22 個人で考える時間
14:30 一人ずつ発表
14:40 話し合い
14:50 まとめ
15:00 発表準備
時間管理だけに気を取られない
ごくまれに『タイムキーパーだから時間管理だけをして、会話に参加しない』という人もいますが、時間管理だけでなく、会話にも参加しないといけません。
時間管理をしながら会話に参加することは、慣れないうちには大変かもしれませんが、練習あるのみです。『1.相ヅチをする、→2.メンバーの発言に対してコメントをする、→3.自分の意見を言う』など、少しずつ段階を踏んでいくと、慣れていきます。
うっかり時間管理ミス
就活をするときには、アナログ時計をつけている人が多いと思いますが、アナログ時計は分単位の時間がわかりにくいため、注意が必要です。また、会話に集中しすぎると、いつのまにかかなりの時間が経っていることがあります。
タイムキーパーで貢献するコツ
タイムキーパーは、目立つような貢献ができる役割ではありませんが、『時間を管理する』という役割を持っているので、その特徴を活かすと上手く貢献ができます。
いいタイミングで、メンバーに時間を伝える
会話に集中していると、時間を気にすることが難しくなります。
タイムテーブルぴったりに動く必要はありませんが、会話の節目節目で、『今○分なので、後△分くらいでこの話をまとめておきたいですね』などと、メンバーに時間の目処を伝えると、スムーズに会話が進みます。
会話がまとまらなくなったら…
グループディスカッション中に、意見がですぎたり意見が分かれることで、会話がまとまらないことがあります。
グループディスカッションの最悪の結果は、制限時間内に結論がでないことです。もし、会話がまとまらず、結論が出なさそうだった場合、『この話は○分までにしないと少し危ないので…』『時間のことも気にしないといけないので、とりあえず…』と会話をまとめましょう。
時間を理由に会話をまとめることは、とても有効な手段です。刺がなく、誰にでも納得できる理由だからです。
すぐに使える便利なセリフ
確かに○○さんの意見もわかるのですが…時間が時間なので、とりあえずこの方向性で行きませんか?